【昔話】粋で優しい父を見た

家族

こんにちは。ウオノメです。

見に来てくださりありがとうございます😊

毎日のように実家に遊びに行っているので、父や母とよく話をします。

コッコ(我が子)を可愛がりながら、「あなたが小さかった時はね~」なんて、私が小さかった時の話もしてくれます。

この前母が、私が産まれる少し前の話をしてくれたのですが、その当時の父が粋だったので聞いてください。

父からのプレゼント

当時、お嫁に来たばかりの母は父と二人暮らし。

父は家業を祖父母と営んでおり、2人は父の地元近くで暮らしていました。

母は嫁いできたばかりでまだ知り合いもおらず、父は早朝から夜遅くまで働いていたので、昼間はひとりぼっち。

おそらく父は、母が寂しくならないようにという気持ちもあって、毎日6食位作ってほしいと言っていたそうです。

そして、それを食べに都度帰ってきてくれていたのでした。

もうその時点で優しい。

母は忙しいのが好きな人なので、適度にやることがあれば割と心身の健康を保てるタイプ。

父の采配は素晴らしいと思います。

でも、あまりにも人と喋らないので、1人のときに窓の外から見える鳥に話しかけていたとか(笑)

巣作りから巣立ちまで見守ったと言っていました🐤

白雪姫か(笑)

そんなファンタジーな母ですが、ふとした瞬間にやはり寂しくなることもあったようです。

泣いてしまうことも多かったとか。

そんな母の姿を見て、

ある日、父が母に、

「泣き友達だよ。」と言って、鈴虫を買ってきてくれたんだそう。

母はとても喜んで、「とっても嬉しかった😊」と話してくれました。

まず、「泣き友達」というワードセンス(笑)

少し笑いに変えて元気を出してほしいという意味もあったでしょうし、単純に面白い😂

鳴き声に癒され、ひいては育てることで寂しさを紛らわせることのできるプレゼント。

そして、鈴虫という季節感。

粋です(笑)

父のこういう所、本当に好き!

プレゼントってこういうことですよね!

昔話っておもしろい

母は、忙しいのが好きでもあるので、暇を持て余すのもしんどかったんだろうと思いますが、

当時、SNSはおろかインターネットもないし、今よりも娯楽が全然ない時代。

友達もいなくて、ひとりぼっちな環境は、おしゃべり大好きな母にはすごくつらかったと思います。

私も、全く人と喋らないと発狂しそうになりますもん(笑)

特に、子育て中とかそういう人まだ沢山いますよね。

父みたいに面白い人と結婚出来て母は本当に幸せ者だと思う😊

母はこういう思い出話をたくさんしてくれるので、聞いていて楽しいし、色んな父や母の姿を見られて嬉しいです。

皆さんもぜひご両親の思い出話聞いてみてはいかがでしょうか😊

それではまた。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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